キッズパフォーマンス集団の活動報告など

児童虐待防止推進月間に向けた親子で楽しむイベント「橙森のフェスティバル」

2023年10月1日(日)都民の日に開催された、「橙森のフェスティバル」は、天候があやうくなりながらも、無事に最後まで走りぬけることができました。

このイベントは、「児童虐待防止推進月間」に向けた〝親子で楽しむ〟をテーマとしたイベントで、毎年ほしかぜが実施していた、YouTubeトークライブ配信の最終形態だったりもします。

コロナ禍だったため、苦肉の策として実施してきたトーク配信は、オレンジリボン運動で活躍する人たちとほしかぜメンバーたちが語り合う、しゃべり場のようなものでした。

 

↑は去年のライブ配信の様子です。

盆踊り大会など、いよいよリアル開催が広まってきたなか、オレンジリボン運動との共催イベントも、たくさんの人に楽しんでもらえるイベントにしたいという想いが募り、今回のフェスへとつながっていったのです。

大盛況のうちに幕を閉じた、オレンジ色のフェスティバル、一部始終をレポートします。

オレンジリボン運動×ほしかぜ×オルケスタガーベラ×関原の森×yggpranks

そもそも「オレンジリボン運動」とは何か? という声もあるかと思いますが、オレンジリボン運動とは、子ども虐待防止のシンボルマークとして、オレンジリボンを広めることで、子どもの虐待をなくすことを呼びかける市民運動です。

ほしかぜは、【オレンジリボン事務局】の協力団体として登録しており、今回は、オレンジリボンとの共同開催イベントとしておこなわれることになりました。

そんなオレンジリボン運動とのコラボに、加わっていただいたのが、
ご夫婦で音楽活動をしているミュージシャン「オルケスタガーベラ」です。

オルケスタガーベラのおふたりとは、実は、過去に、ほしかぜをマスコットキャラでもある「ホシカゼ」君を題材とした楽曲の制作、「月売りホシカゼ」という素敵な曲をつくっていただき、完成はしたのですが、その後、なかなかお披露目することができずにいました。

児童虐待防止推進月間ということならば、ほしかぜらしく、表現を通してオレンジリボンを考えるきっかけをつくりたい!表現のフェスティバルをしよう! というKAEDEのおもいと、ならば「月売りホシカゼ」を音楽劇にしたらどうだろう、という思いつきが結実し、ここにオルケスタガーベラとほしかぜのコラボパフォーマンスが実現することになったのです。

そして、そんなイベントの会場となったのが、「関原の森」です。

中央にそびえる大きな1本の木は、まさにフェスをやるうえでシンボルともなりますし、この木を中心に様々なブースの配置を考えていきました。

そして、「関原の森をこの日だけオレンジ色に染め上げよう」というコンセプトで、フェスの名前を「橙森のフェスティバル」としました。

そのフェス名にふさわしい会場装飾を担当してくださったのが、神奈川県で「ひょうたんランプ灯り処」という珍しいコンセプトで展開しているお店「yggpranks」

ひょうたんに灯ったオレンジ色の光によって、幻想的な空間を演出してくれました。

もう、これがステキすぎて!

フィナーレで上演した「月売りホシカゼ」の世界観とのマッチングっぷりが素晴らしく、会場が完成した瞬間に、このフェスはもはや間違いなく良きものになるだろうと誰もが思ったのでした。

ということで、そんなステキなフェスに参加してくださった店舗やパフォーマンス団体など、この日の様子を、足立区で活躍する名カメラマン・山本陸の写真でおくります。

会場案内①各種イベント

会場の関原の森は、大きな木を中心に、「愛恵まちづくり記念館」「まちづくり工房館」など、敷地内には複数の建物があります。それらの建物を最大限に活用させていただき、関原の森全体でのフェスを手作りいたしました。

当日パンフレットをお見せしつつ、それぞれについて解説していきます。

・オレンジリボンツリー

500円を寄付することで、オレンジリボンをひとつ、咲かすことができます。

ほしかぜブースで、ほしかぜメンバーが寄付を募っていました。

・赤ちゃんゴロゴロスペース

ほしかぜの保護者が手づくりしたキッズスペース。

授乳室やオムツ替えまでできる空間をつくってくれました。

・ファミリーコンサート

オルケスタガーベラによる、親子参加型のコンサート。

みんなニコニコで音を楽しんでいました。

・子育て座談会

一般社団法人あだち子ども支援ネット代表の大山光子さんと、NPO出張キッズスペースmamato代表の山岸桃香さんのおふたりと共に、子育ての悩みや心配、モヤモヤを話し合う場がもうけられました。

これがほしかぜ続けてきたトークイベントで、実りある座談会となったようでした。

・楽器&衣装作りワークショップ

オルケスタガーベラのrinamameさんと共に楽器や衣装づくりにチャレンジ。

ここでつくった楽器や衣装をもって野外ステージを楽しもうというワークショップでした。

フェイスペイントもしてくれたよ!

会場案内②出店店舗ご紹介

続いては、チャリティー出店してくれたお店をご紹介いたします。各店舗、売り上げの一部は、ひとり親支援活動や、オレンジリボン運動、このイベントの運営に寄付されます。

・コープみらい

コープの商品があたる無料抽選会を実施してくれました。

・バルーンふぁんふぁん

愛恵学園出身の方がキッチンカーで出店。

かき氷にクレープにと、子どもたちも大人も皆がこぞって購入していました。

・にぎりむすび

足立区で東伊興で活躍する地域貢献型のおにぎり屋さん。

・ベジモアDELI

足立区綾瀬で活動する「ベジモア食育協会」がベジモアDELIとして参加。

昼過ぎくらいには完売になってましたー!

・生活クラブまちあだち

消費財の試食と試飲、わなげコーナーで盛り上げてくれました。

・箱コーヒー

箱をかぶったバリスタがコーヒーを淹れてくれるコーヒースタンド。

ほしかぜメンバーの上野駅が設営のときから手伝って、途中からは完全にお店の人として大活躍していました!

・古書みつけ

台東区浅草橋にある古書店は、オーナーの伊勢がほしかぜKAEDEの夫であり、ほしかぜ動画チームを切り盛りしたりしています。

今回、「月売りホシカゼ」の絵本づくりや、メンバーが生んだ「田中太郎」の四コマ漫画ZINEの制作のお手伝いし、それらをひっさげてお邪魔しました。音楽劇上演のあとにたくさんお買い求めいただけました。店頭に立ってくれたのは、ほしかぜ卒業生、ほしかぜ学園エンタメ部のゆずとミラ。

ふたりは定期的にキッズスペースに行って絵本の読み聞かせもしてくれました。

「月売りホシカゼ」の絵本はまだ在庫がありますので、ほしかぜの今後のイベントでもまた販売いたします。

・プレデンシャル生命保険

ほしかぜの様々なイベントをサポートしてくれている外資系生命保険社の皆様。

ポップコーンを配りながら、家庭のお金相談会ブースなども実施していました。

・みらまち

子どもたちがみらいのまちを想像しながら、お店や仕事やまちの仕組みをつくっていく「みらまち」のブース。

「おとなは先回りの口出し禁止」だけど、「最大の味方」になり、子どもたちが自分の考えを実践していくプログラムです。こちらもかなり大盛況だったようです。モロッコ地震への寄付集めもおこないました!

・ほしかぜブース

ドリンク販売、福引、縁日、ワークショップ、ハンドメイド品販売、占いガチャなど。

ほしかぜのママさんたちの才能が結集したコーナーも大盛況だったようです。占いガチャは必見!

子どもたちも出店された飲食店に大満足だったようです。

会場案内③華やかなパフォーマンスの数々

大きなのっぽの木の前に設営された橙森ステージでは、14時からイロトリドリのパフォーマンスが披露されました。

司会進行役はほしかぜのチョメ&ののたんの小6年コンビ!

・ハイハイ&よちよち赤ちゃんレース

当日参加者を募り、赤ちゃんレースを実施。

KAEDEの四女も参加しましたが、惜しくもビリッケツ(笑)。

・ママ女優演劇集団 ママーズ

ママたちの演劇集団が魅せたのは、「赤ずきんと森の仲間たち」

会場、爆笑の渦に包まれていました。

・3世代家族バンド孫世代ユニット シュガーベイビーズ

足立区で活躍するキッズバンドが登場。

ギターテクニックは必見です!

・TONERI6

アダチアクションアカデミーから誕生した舎人から世界に向けて発信するパフォーマンスユニット。

歌って踊ってアクションしちゃう姿は超かっこいい!

そんななか、フィナーレを飾るほしかぜメンバーたちは、順番にメイクタイム。

今回、メイクチームの連携が素晴らしく、そのスピード感あふれる動きと、メイク意図をしっかりと理解してくれていたことに、KAEDEが「すごい!」と絶賛しておりました。

フィナーレは音楽劇「月売りホシカゼ」

橙森のフェスティバルのフィナーレを飾るのは、主催であるほしかぜとオルケスタガーベラによる音楽劇「月売りホシカゼ」

直前で雨がパラつき始めたことで、一時はどうなることかを思われたフィナーレですが、皆の祈りが夜空に届いたのか、はたまたホシカゼくんが魔法をかけてくれたのか、なんとか空は崩れることなく、最後まで上演ができました。

ひょうたんに光が灯った美しいステージで、ほしかぜメンバーが魅せた幻想の音楽劇、これぞというベストショットたちを一気見せ!
※後日、映像もYouTubeにアップ予定です。

子どもたちの楽しそうな表情や躍動感あふれる動きがカメラ越しにも伝わってきます。

本当に素晴らしいパフォーマンスをありがとう!

参加してくれた方々からの熱いコメント

最後に、参加いただいた方々から、今回のフェスに参加してみてのご感想などを頂戴していますので、一部ご紹介させていただきます。

・箱コーヒー

「上野駅センパイ!大活躍でした! 一人であたふた設営してたら、何やってるのー?って声かけてくれて、そこからずっと手伝ってくれてました😂彼なしには箱コーヒーは回らなかったです💦そして最後のパフォーマンス、素晴らしい野外空間と音楽、子どもたちの美しいパフォーマンスに感動しました✨ほしかぜの皆さんの本気度を全身で浴びました😭箱は子どもたちには怖がられることが多いのですが、「かわいい」「僕も被りたい」と言ってくれて、ほしかぜキッズたちの感性はさすがだ!と思いました😆またほしかぜキッズたちに会いに行きたいです😁」

・オルケスタガーベラ 江崎 掌

「みんなの劇をやりたい! って気持ちが空に伝わって、雨待ってもらえて良かったですねぇ! 真剣に取り組む子どもたちの姿は本当に素晴らしく、自分も芸術に対して負けないくらい真剣に取り組まなくてはと毎回勉強させてもらっています。本番がみんな一番カッコ良かったよ!」

・オルケスタガーベラ rinamame

「イベントも、野外音楽劇も、最高なものになって嬉しいです。私もカエデさん、ほしかぜキッズと出逢えて、こんな素敵な経験が出来て本当に幸せでいっぱいです✨こどもたちの熱い気持ちがいっぱい届いて、みんなで励まし合ったり力を出し合って高めてる姿も素晴らしくて、こちらも凄く力が漲ったしもうずっと感動しっぱなしでした! 本当こどもたち頑張った!!!! みんなの個性の善さが活かされた素晴らしい劇になりましたね。そしてほしかぜスタッフの皆さん、こどもたちの親御さん方、みんなが色んな処を凄くしっかりサポートしてくださって本当に感謝です!! 関わってくださった全ての方に感謝感謝です」

大成功だった野外フェス……またやりましょう!

参加してくれた方々からは続々とこういったメッセージが届いていますが、実際、ほしかぜメンバーだけでなく、ご来場くださった親子の皆さんや、ほしかぜの親御さんたちも、とにかく楽しかった! という声が聞こえてきています。

今回は児童虐待防止推進月間に向けたイベントでしたが、11月だけでなく、365日虐待防止を推進していけるよう、ほしかぜは引き続き子どもたちの笑顔を引き出し、成長を促す、そして、かかわる親たちもみんなで楽しめる、そんなイベントやパフォーマンスを披露し続けます。

またいつの日にか!

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第11回「あだワン」グランプリ受賞!

 

ANZEN漫才もエントリーしていた足立区が誇るCMコンテスト、通称「あだワン」にて、ほしかぜメンバーで応募した作品「東京23区(ク)イズ 犯人を探せ!」が、栄えあるグランプリを受賞しました。演者はメンバー、監督と助監督は小4&小3のコンビ!

 

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