キッズパフォーマンス集団の活動報告など

本番直後の号泣!ミニ公演「ぼくのサーカス物語2023」名場面プレイバック

「舞台上はおそろしいほどに平等」

主宰のKAEDEが子どもたちに伝えていることのひとつです。

これは、舞台に立てば、そこには貴賤の差もいじめもなく、ただただ平等に衆人環視の中、自分を表現することだけが求められる、という事実から導き出された考えです。

もちろん、容姿の差や運動能力の差など、そういう視点で考えれば“平等”とは言い難いかもしれません。ですが、ほしかぜのモットーは、「誰もが輝ける舞台を用意する」ことであり、それぞれの個性にあったパフォーマンスを演じてもらえるよう、KAEDEがメンバーひとりひとりと向き合って、彼、彼女たちの魅力を最大限に発揮させることができる役柄を用意します。

だからこそ、その役を任された子どもたちは、その瞬間から“プロフェッショナル”であり、準備された舞台の上に立つときは誰もが平等だといえるのです。

そして、本番を迎え、舞台の上での自らを表現する瞬間は、演出者であるKAEDEの手も離れ、すべては子どもたちに託されます。観てくれる方々に対して、自分をどう魅せるかは、もはや自分自身の手に委ねられているのです。

最高のパフォーマンスを披露できるかできないかは自分次第。

これがいかに怖いことなのか、それを実感した子どもたちのプレッシャーは相当なものです。

そんなピンピンにはりつめた緊張感を維持したまま、本番終了。

すると、緊張が糸がプツンと切れるや、安堵か歓びかの涙かはそれぞれだとしても、これまで必至で食らいつこうとしてきた彼、彼女たちの涙腺が崩壊し、号泣する子が続出します。

この泪の美しさは、言葉では表現しきれません。

実際に現場でそれを目撃すると、大人もあっという間にもらい泣き。

ほしかぜ名物ともなりつつある、本番直前&直後の涙……、そんなエピソードも踏まえたミニ公演「ぼくのサーカス物語2023」の活動報告をいたします。

ライブ配信「ぼくのサーカス物語2023」はコチラから↓

 

新メンバーお披露目なミニ公演

ほしかぜでは2年に一度、大きな舞台での〝本公演〟を実施しています。それとは、別で、今回のようなちょっとした公演、〝ミニ公演〟も不定期で実施しています。

今回の演目「ぼくのサーカス物語」はこれで3回目。

ほしかぜに入ったばかりの子どもたちを舞台デビューさせるための登竜門的な演目になってきました。

「ぼくのサーカス物語」は原案は宮沢賢治作の「オツベルと象」。そして、もうひとつのミニ公演である卒業公演は「贋作 銀河鉄道の夜」ということで、主宰のKAEDEがこよなく愛する宮沢賢治ワールドをほしかぜはパフォーマンスのひとつとしているのが特徴です。現在、オツベルと象、銀河鉄道の夜につぐ、もう1本のミニ公演も企画中で、ほしかぜ賢治三部作をつくれたらと考えております。

第1期卒業生の贋作 銀河鉄道の夜はこちら。

 

と、いきなり脱線しましたが、「ぼくのサーカス物語2023」、名場面を振り返ってみましょう。

全パフォーマンスレビュー

物語は、精霊たちの子守唄で、少年(のちのオツベル?)が眠りについたところから始まる。

夢の中で少年がいるのは、双子の伯爵が牛耳る不思議なサーカス団。

それはそれは世にも不思議なサーカス団。

そんなサーカス団で、少年は1頭の白象と出逢います。

日数が経過し、酷い労働に日に日に元気がなくなる白象。 それを見ないフリをするかのように繰り広げられる楽しいショー。

少年はサーカスショーを、ただただ眺める日か続きます。

しかしそのうちに、冷酷な双子の伯爵と自分が重なる瞬間があり、少年はゾッとするのです。

「大人になったら、ぼくはこんなニンゲンになるのだろうか。」

いやいやそれは嫌だ。

そのゾッとを振り払うように、少年は白象や団員たちと一緒にグララアガアと叫びだします。

熱量が頂点に達したその瞬間、ふっと少年は夢から目覚めます。

そして目に入った危なっかしい光景に、思わず「おーい、、、」と声をかけ、現実へグッと戻ってきたのでした。

彼はまだ、「あの世界の登場人物」になるには、時期尚早だったようですね。

皆さんは、宮沢賢治の「オツベルと象」をご存知でしょうか。 (オツベル=資産家)(白象=労働者)の登場する小説です。 誰でも、オツベルにも白象にもなる可能性があります。この劇に出てくる少年の内面には、オツベルになり得るものが潜んでいたのでしょう。夢で、未来に起こるかもしれないことを垣間見てしまいました。でも幼い彼には、違う未来もまだ残っているかもしれません。 子どもの可能性は、無限大ですのもね!

新メンバー含めて全キャストをKAEDEが紹介!

少年/ちみ
初舞台とは思えない演技力!
観客の視線をはじめから知ってるタイプの人種。期待の役者組!

アリス/いちご
ダンス大好きなのが伝わってくる、溢れる元気と笑顔の持ち主!

時をかける兎/さと
「なんでこんな可愛いの!?」と連写したくなるマスコット感。媚びない性格なのが更にたまらない。

こんぺいとうの妖精/はるぽん、Mika
今回1番成長したチームでは!? 毎日毎日訓練して、ヤドカリが出来なかったスタートからは考えられないパフォーマンスが出来るように! 子どもの可能性はすごい。

唄う黒猫/ピノ
踊る黒猫/一歩(※向かって右)

ふたりのために、この演目の演出をガラッと変更。妖しげな場末のキャバレーをイメージ。普段とのギャップを出してほしくて、小2のピノにはイタリア語で「黒猫のタンゴ」を覚えるよう無茶振りするも、バッチリ仕上げてきた! すごい! 一歩の気だるい色気を引き出したくて、振付は二転三転するも、手足が長く舞台映えする彼女は本番ほんとかっこよかった! 化けるタイプのふたりです。

コロンビアちゃん/サラリー
音を任される重要な役。
ピアノが弾ける子がサラリーしかいなくて、一手に引き受けてもらった!

彼女の独特な台詞のトーンがクセになってKAEDE好み。

女狐/おちよ、ドレミ
大きな扇子を使って全身で踊る、ダイナミックな演目。なれない道具を使うって、すごく難しい。
ものすごく自主練して、かっこよく仕上げたね! ふたりにぴったりでした!

人魚/あいたん
KAEDEの思う「ただ美しい」を体現してくれました!
稽古への熱も人一倍強く、「どうしたらもっとよくなりますか?」と、必ず直接聞きにくる。

次世代の美しい舞姫ポジションか!?

ユニコーン/プリンセスめい
まだまだママにくっつきながらも、仲間のお姉さんたちのことも信頼し始めて本番はママの腕を離れて無事に演じ切りました! 素晴らしい成長!

マタドール姉妹(シスターズ)/snow、coco
今回新しく加筆した役。
2人にであってピンと思いついてしまったハマり役。かっこ可愛すぎて、他のキャストみんなが踊りたがる人気の仕上がりに!

クールな姉のsnow、甘えん坊の妹coco、でも周りには超絶塩対応姉妹!というKAEDEの密かな裏設定。

白象/リリー
「暗転、明転」が本番直前までわからず、暗転のなか一生懸命演技をしてくれていたのが可愛くて忘れられない。
「台詞を言うって、カメハメ派を出すのと一緒だよ。それくらいエネルギーのあることなんだよ。」KAEDEさんは何言ってんだ?という顔で聞いていたリリー。笑
静かなひとことの中に、大きなエネルギーの塊を込める稽古、よくついてきました!

アルレッキーノ/風魔
カラダも心もとても成長した!
本番前のプレッシャーの涙、ピエロが舞台前に涙するなんて、本来の道化を体現してるじゃないか!
最高に可愛い道化でした! アナタにしかできない役!

双子の伯爵/竜、ライト
竜の泣きじゃくる姿と、対して飄々としているライト。
なんとバランスのとれたふたりかしら。初めて主演級を任せたね。
この演目では、いつも女の子が伯爵を演じていたけど、初めて男の子、そしてこんな小さい2人に任せました。素晴らしかった。

君たちが演るからこそ引き立つ演出に、色々変えました。
その意図を分からないまま、その意図通りに演じてくれた!

わからなくていいんだよ、その方が、ゾッとする!

最高の主演をありがとう!!

ブラボー!

スタッフたちもどんどん充実

今回、照明を担当したのは、現在6年生のW。これまでの本公演すべて出演し、前回の「ぼくのサーカス物語」で少年をつとめたほしかぜの看板俳優ですが、裏方で参戦。「え、照明うまいじゃん!」とKAEDEも驚いた、そのセンスに脱帽です。

過去のミニ公演の見比べが面白い!

前述したとおり、ミニ公演は同じ演目を使いつつ、そのときのメンバーに応じて台本を変えるという手法をとっています。ですので、過去の公演と見比べるとまた違った楽しみ方ができます。ぜひ、この機会にご鑑賞ください。

ぼくのサーカス物語2023

ぼくのサーカス物語2021

本番直後の号泣シーン含めて、後日、スペシャルエディション版やメイキング映像も公開できたらと思っていますので、お楽しみに!

最高の舞台をありがとう!

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第11回「あだワン」グランプリ受賞!

 

ANZEN漫才もエントリーしていた足立区が誇るCMコンテスト、通称「あだワン」にて、ほしかぜメンバーで応募した作品「東京23区(ク)イズ 犯人を探せ!」が、栄えあるグランプリを受賞しました。演者はメンバー、監督と助監督は小4&小3のコンビ!

 

ぜひ、ご視聴ください。

 

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